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石垣のメキシカン&バー「バガブンド」が移転-マクロビカフェと隣り合わせに

店舗前に立つ川上さんファミリー

店舗前に立つ川上さんファミリー

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 石垣でメキシカン&バー「vagabundo(バガブンド)」とマクロビオティックカフェ「poco a poco(ポコアポコ)」が移転して1カ月が過ぎた。川上史生さん・圭さん夫婦が営む。

「異国情緒あふれる空間にしたかった」と、史生さんの手作り部分も多い

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 両店は離れた場所で5年ほど営業していたが、同じ大川内に2店舗隣り合わせで借りられることになり移転を決めた。両店名ともメキシコの公用語で、スペイン語でバガブンドは「放浪人」、ポコアポコは「少しずつ」。

 店舗面積は30坪。テーブル、カウンターで30席を用意。史生さんの手作り部分も多く、「異国情緒あふれる空間にしたかった」と「メキシコの砂漠に立つ店をイメージした」いう。両店は店内で行き来できる。

 ランチは「タコスランチ」(600円)、メキシカンカレー(800円)、肉、魚、卵、乳製品、砂糖、化学調味料を使わない「マクロビオティックランチ」(950円)など。史生さんの「おすすめ」ディナーは「もろみ豚回転あぶり焼き」(760円)。タコス(280円)にすることもできる。メキシコ産唐辛子で作るオイルでエビ、カキ、ムール貝、砂ギモを炒めた「エビアヒージョ」(950円)は隠しメニュー。

 カクテルは、かき氷ミキサーで作る「フローズンマルガリータ」(700円)、マンゴー、ストロベリーなど「季節のフルーツマルガリータ」(800円)など。唐辛子やタコスの生地、テキーラなどはメキシコから輸入する。

 併設するポコアポコ店内には、オーガニック商品や化粧品など、国内外から集めた珍しい商品400点が並ぶ。夜は予約に限り10人までのプライベート空間とし、バガブンドの飲食を提供する。

 メキシコで2年間料理の修業をしてきたというバガブンド店主の史生さんは「石垣島とメキシコは気候や人の温かさが似ている。『ケセラセラ』という有名な言葉は『なんくるないさー』。いい意味でのゆるさが好き」と話す。「石垣でメキシコ料理を知らない人は多いはず。こんな変わった料理を手軽に味わえることを知ってほしい。総合的な食への興味、安全性を確認してほしい」とも。

 営業時間は、ランチ=12時~16時(ポコアポコは14時まで)。ディナーは17時30分~23時(ラストオーダー)。日曜定休。

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