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石垣で母の日に「郷土芸能の夕べ」-舞踏研究所が八重山芸能披露

14の舞踊研究所が一堂に会し、八重山の芸能を披露した

14の舞踊研究所が一堂に会し、八重山の芸能を披露した

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 「母の日」の5月12日、「郷土芸能の夕べ 母の日特別公演」が市民会館大ホール(石垣市浜崎町)で行われ、大勢の観客でにぎわった。

秀風会本盛秀八重山民俗舞踊研究所による「与那国ぬマヤー小」

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 同公演は、毎月2回金曜に市民会館で開かれている「郷土芸能の夕べ」の運営委員会が、母親への感謝の気持ちを込め毎年開催し、今年で15回目。14の舞踊研究所が一堂に会し、八重山の芸能を披露した。

 2部に分かれた舞台の1部は、山森喜代子八重山民俗舞踊研究所の「鳩間節」で幕開け。宇根由基子、黒石高子、與那国久枝、登野城米子、島袋トキ子、本盛秀、前盛フミの各舞踊研究所が、島々の踊りを舞い上げた。

 そのうち秀風会本盛秀八重山民俗舞踊研究所が演じた「与那国ぬマヤー小」は、与那国の役人を皮肉って笑いものにした風刺をコミカルに振り付けた創作舞踊。観客はその巧みなしぐさに大きな拍手を送った。

 2部は、大盛和子、大浜治子、宮城千代、平田弘子、赤山正子、荻堂久子、山盛喜代子(以上、敬称略)の各舞踊研究所が美しい琉装姿で舞台に立った。最後には出演者全員が舞台に登場し、大きな輪を作って踊る「巻踊り」とモーヤーで締めくくった。

 会場には「郷土芸能の夕べ」を欠かさずに見ているというファンや、母の日のプレゼントで孫からチケットをもらったという祖母、出演する母親の姿を見ようという家族の姿が見られ、演目が終わるごとに大きな拍手が送られた。

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