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石垣でドッグ・イベント-多くの犬種が一堂に

13組がアジリティーに挑戦した

13組がアジリティーに挑戦した

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 石垣で11月24日、「愛犬と楽しく遊ぼう!」をテーマに「ドッグ・イベント2013@バンナ公園」が行われた。主催はバンナ公園で、昨年の南口広場から会場を移した。

中央左が「カリスマ・ドッグトレーナー」と呼ばれる関ニールスさん

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 晴天に恵まれた会場では、網を張って特設ドッグランを設け、リードを外した犬たちが、他の犬たちと交流、飼い主同士で情報交換する様子も。多くの犬種が集い、華やかな雰囲気となった。

 犬と人間がコース上に置かれたハードル、ブリッジ、スラローム、シーソーなどの障害物をクリアしていくアジリティー施設は石垣にはないが、今回特設会場が設けられ、13頭が挑戦した。結果はイタリアングレーハウンドで4歳のコテツ君が28秒で優勝した。飼い主の奥田成彦さんは「多くの人や犬に見守られて恥ずかしかったが、興奮の中初めて挑戦してみた。シーソーにうまく乗れたのが勝因かも。優勝したことでコテツを見直した」とうれしそう。日によって1キロメートルほど散歩するという。

 「カリスマ・ドッグトレーナー」と呼ばれる関ニールスさんが千葉県から来島、トークショーが開かれた。関さんの母方のドイツでは犬の飼育が盛んで、ドイツの犬文化の紹介やクイズ、しつけの問題に答える時間が設けられた。「犬の飼育は運動、規律、愛情の順で育てる。しっかりとリーダーシップを飼い主が取れば犬は安心する」と話した。

 「リードを外すと戻ってこなくなる」というしつけの質問には「名前を呼んだら戻ってくる魅力をつくる。おいしいオヤツがもらえるように訓練をし、2日くらいご飯をあげず、名前を呼んでスライスチーズをあげてみては」とアドバイスした。「犬はポジティブ思考で、良かった思い出はそのまま、悪いことをした時にはすぐに忘れる。2秒以内に叱らないとなぜ怒られているか分からない」とも。

 会場では、ペットの関連店舗や飲食物の販売、公園ミニゲームも開かれ、ドッグショーも行われた。

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