石垣に12月24日、石垣島カフェ&バー「キジムナーの台所」(石垣市大川、TEL 0980-83-2341)がグランドオープンした。場所はユーグレナモールの西側角。店長は服部大勇さんでスタッフは5人体制。
U字型のカウンターを用意。「ゆんたくしに来て欲しい」と店長の服部さん
服部さんは昨年6月に名古屋から移住。名古屋では11年間居酒屋で勤務、アルバイトから数店舗の経営を任されるまで出世したが、「30歳を過ぎたら自由に仕事ができる場を探していた。石垣には友人に誘われて来た」という。8月にプレオープンしメニューを考案、店舗内の改装も含めようやく準備が整い、グランドオープンした。
店のコンセプトは「南国アミューズメント」をかかげ、沖縄方言「イチャリバチョーデー(一度会ったら皆兄弟)」で、日々すてきな出会いと笑顔の絶えない店を目指す。
店舗内はU字型のカウンター、テーブル、座敷を30席用意。店名が「キジムナー(ガジュマルに住む精霊)」のため、大きなガジュマルの模型を配置する。小窓を設け、「もずく天ぷら」(100円)など白身魚やイカ、サーターアンダギーの販売も。
服部さんの「おすすめ」は、ランチタイムに提供する「石垣おばぁのおばんざい」(950円)。美崎牛の煮込みハンバーグ、もろみ豚のバジルソテー、島魚のグリルから選ぶ。半円のパンの中にタコスミートをつめこんだ「沖縄ポッケパン」(550円)、タコライスを石焼き鍋で作る「ひき肉の石焼きチャンプルーダンス」(850円)など。
「ウコン専門店cucuru」の「健康茶」(400円)や、「十五番地」の「ウインナー盛り」(800円)など、タイアップしたメニューもあり、「今後も島内メーカーとコラボし、共に成長しながら地域活性化を目指したい」と服部さん。