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石垣に北海道の産品を取りそろえた常設市場 野菜や魚介類も

北海道市場の店舗外観

北海道市場の店舗外観

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 石垣に3月1日、北海道市場(石垣市真栄里、TEL 0980-87-6411)がオープンした。場所はマックスバリューやいま店の西隣、アルルチッタフェリーチェ内。20坪の店舗内に外貨両替店も併設している。

外貨両替所を兼ねている

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 品ぞろえは北海道土産のほか、地元の人たちに北海道を知ってもらいたいという思いから、北海道産のジャガイモ・ニンジン・タマネギや、ほっけ一夜干し(1,520円)、ぬかさんま3尾(595円)などの食料品も取りそろえている。来店客の9割を地元客が占め、リピーターも多いという。 

 よく売れているのは「マイセンバターサンド」(886円)、「白い恋人」(990円)、「じゃがポックル」(1,296円)。ホワイトチョコを使った北海道版ブラックサンダーや、花畑牧場の生キャラメルとポップコーンも人気という。今月からは手作りした北海道ソウルフードの「いももち」(4個120円)も販売する。

 石垣生まれのオーナー木村佑一郎さんは高校と大学時代を北海道で過ごし、石垣とは異なる大自然と多くの魅力を併せ持つ北海道の素晴らしさを知った。卒業後に本土で働いていた時も、北海道と石垣をつなぎ交流を深めていくことができないかと検討を重ね続けた。

 帰島後の2015年8月10日に外貨両替所アルルタウン店(真栄里)をオープン。今年2月には石垣港に支店を開設した。利用する外国人の大半がクルーズ船の乗客で、県内各地しか訪問しない人たち。日本の特産品に対するニーズがあると判断し、北海道市場を開いた。

 木村さんは「現在は北海道の産品のみを扱っているが、東京や京都など範囲を広げて取りそろえていきたい。取扱商品は500品目をめどとして増やし、年商6,000万円を予定している」と抱負を語る。

 営業時間は9時30分~20時。日曜・祝日定休。

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