石垣に居酒屋新店-海人の親せきから直接仕入れ、新鮮な魚介類提供

高木厚志さん(右)と江川亮介さん。店内天井には大漁旗が。

高木厚志さん(右)と江川亮介さん。店内天井には大漁旗が。

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 石垣に8月27日、居酒屋「島のうたげ処 あっき」(石垣市浜崎町、TEL 0980-87-0560)がオープンした。経営はワールドワールドビューティー(東京都渋谷区)。

場所は市民会館裏手の道路沿い

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 開業のきっかけは、店名にもなった同社社長・高木厚志さんのいとこである「あっき」こと袴田卓さんが石垣島で海人をしており、直接新鮮な魚介類を仕入れることができることと、新空港開港による観光客増加を見込んだことという。

 同社は東京・渋谷を拠点にヘアメーク事業を手掛けており、渋谷から料理人の江川亮介さんも引き連れオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は12坪。カウンター席は9席と多めに設け、「おひとりさまでもくつろげる店にしたい」という。このほか、掘りごたつ式座敷が12席を合わせて21席を用意する。10人以上から貸し切りも受け付ける。

 高木さんの「おすすめ」は「刺し盛り」「海人丼」(以上1,000円)で、漁船4隻と提携し新鮮なマグロ、イラブチャー、イカ、カツオなどを提供する。新鮮な魚が入らない時には無理に提供しないというこだわりも。高木さんが浜松出身ということから浜松ギョーザを石垣島の島野菜、泡盛、島豚、島ラー油など島の素材を使ってアレンジした「石垣島ギョーザ」(6個500円)や、「スープを一口飲んだだけでやみつきになる」という「えびらーめん」(750円)なども。ドリンクは、オリオンビール生中(500円)、ビアカクテル(各550円)、自家製ワイン「サングリア」(700円)など。

 泡盛(八重泉、請福、白百合)3種をショットグラスで飲み、銘柄を当てるとチャレンジ価格300円が無料になるサービスや、三線(さんしん)で1曲弾くと泡盛1杯がサービスになるユニークな企画も。

 「おひとりでも、料理だけの注文でも大歓迎。海人からじかに仕入れる新鮮な魚介類のほか、島豚しゃぶしゃぶなど肉料理メニューも多く用意している。団体のお客さまには相談でおまかせコースにも応じる。気軽に足を運んでほしい」と高木さん。

 営業時間は17時~24時。水曜定休。

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