千葉ロッテマリーンズ、石垣島キャンプがスタート

里崎捕手を相手に力強い球を投げ込む大嶺祐太投手

里崎捕手を相手に力強い球を投げ込む大嶺祐太投手

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 千葉ロッテマリーンズの春季キャンプが2月1日、石垣市中央運動公園多目的広場(石垣市平得)をメーンに始まった。

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 初日はあいにくの雨の中。9時30分ごろ投手・捕手陣が室内練習場でウオーミングアップを開始、ランニングやストレッチで体を整えた。石垣島出身の大嶺祐太投手も先輩選手たちと一緒に汗を流し、肩甲骨を中心にしたエクササイズを行ったほか、キャッチボールやマシーンを使ったバント練習を行った。

 大嶺投手は渡辺俊介投手や小林宏之投手らと一緒にブルペンに入り、里崎智也捕手を相手にピッチングを行った。球を受けた里崎捕手は大嶺投手について「昨年よりは落ち着いている。地元である石垣島でキャンプを始められることは、彼にとって良いチャンスだと思う。ボールの出所が分かりづらい。先発で2ケタ勝利できるのではないか。あとは彼次第」と話す。

 大嶺投手のピッチングを見学した八重山商工高校野球部監督の伊志嶺吉盛さんは「無駄な動きがなくなり、力みがなくなった。1年間持つ体をつくれれば結果は残せると思う。故障さえしなければいい」と教え子の成長ぶりをうれしそうに話した。

 大嶺投手は「去年より落ち着いて投げることができた。見られて投げるのは大丈夫だったが、一緒に投げていた先輩投手たちの方に緊張した。キャンプ中に変化球の練習もできれば」と話し、「子どもたちに野球の楽しさを伝えられて、石垣島の人たちにロッテが来てくれてよかったと思っていただければうれしい」と笑顔で話した。

 昼ごろには天気も回復。メーングラウンドでは内野手・外野手陣がバッティングなどを行った。平日だったが、プロの選手たちを見ようと多くの見学者が訪れた。

 当日は、鶴岡啓一千葉市長から石垣牛50キロ、大浜長照石垣市長からメンバー全員分のTシャツが贈られ、両市長にはボビー・バレンタイン監督から球団ジャンパーが手渡された。

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