石垣島の崎枝小中学校(今伊敏郎校長)が名蔵湾で5月12日、全校児童・生徒でモズク取り体験を行った。
同校は、年度ごとにモズク取り体験とアーサ取り体験のいずれかを行っている。昨年はモズク取りの予定だったが条件が合わず、3年ぶりのモズク取り体験となった。
同校中学3年の石垣文蘭(あやか)さんは「モズクを取るのも楽しい、給食に出てくるのを皆で食べるのも楽しい。学校でモズク取りをするまではモズクが好きではなかったが、楽しいので普通に食べられるようになった」と話す。
小学5年の仲松和夢(なごむ)さんは「今年はモズクがいっぱい取れてうれしい。皆で食べられるのがいい。モズクを取ること自体もとても楽しい」と話していた。
今伊校長は「校訓に『ふるさとを愛す』というのがある。自然の恵みを体験させることは、自分たちのふるさとを知ることになり、とてもいい行事だと思う」と話す。