ブラジル音楽アーティスト3人のグループ「Terra do samba(テハ・ド・サンバ)」が2月1日にパパビゴーヂ(石垣市大川)で、翌2日にカフェ・タニファ(同)でCD発売記念ライブを開いた。
ブラジル音楽のCD「Samba! Nossa Paixao(サンバ・ノッサ・バイシャオン)」を手にするメンバー
同グループは、ブラジル音楽のプロデューサーやサンバダンサーとしても活躍するゲーリー杉田さんがボーカルとパーカッション、ブラジル音楽専門のピアニスト鈴木厚志さん、フルートを中心にさまざまな楽器を演奏する幸枝さんの3人から成る。
ブラジルのジャズともいわれるショーロと、古いサンバを正当な形で世に出したいとCDアルバム「Samba! Nossa Paixao(サンバ・ノッサ・バイシャオン=私たちの情熱)」を作った。ブラジル音楽として親しまれている曲のカバー曲と3人それぞれのオリジナル曲も収録している。
ゲーリー杉田さんは「飛行機が遅れリハーサル無しで3人で初めて合わせる曲もあったが、うまくまとまって良かった」と振り返り、鈴木さんは「15年くらい前から石垣島のこの店に来ているが、おしゃれで温かくてライブが楽しくできるいい場所」、幸枝さんは「聴きやすいブラジル音楽を皆さんに知ってもらい、楽しんでもらえて良かった」と話す。
会場にいた60代男性は「ブラジル音楽はいい。この3人はいつ聴いても素晴らしい」と話していた。