石垣島を拠点に活動するフリーカメラマンの西野嘉憲さんが6月20日、石垣島の漁業をテーマにした写真集「海人(うみんちゅ)」を刊行した。
大阪府出身の西野さんは広告制作会社に勤務後、2005年に石垣島に移住。漁業や狩猟など人と自然のかかわりをテーマに撮影を続けている。写真集出版は今回で6冊目。
写真集「海人」では石垣島の潜水漁師「海人三郎(うみんちゅさぶろう)」に密着した。西野さんによると、石垣島には20を超える漁法があり、自然条件や魚の生態に合わせて漁を行うという。同写真集では海人三郎の潜水漁の水中写真や伝統的な追い込み網漁などを題材に扱った。
価格は5,900円(税別)。石垣では7月中旬から、タウンパルやまだ(石垣市大川)などで販売する。
同写真集刊行を記念して、写真展「海人三郎」をキヤノンギャラリー銀座(東京都銀座)とキヤノンギャラリー大阪(大阪府大阪市)で開催する。開催期間は、東京会場=7月11日~17日(10時30分~18時30分、最終日は15時まで)大阪会場=は9月5日~11日(10時~18時、最終日は15時まで)。入場無料。