「石垣ペンギン」(石垣市大川、TEL 0980-82-8777)は、ニューヨークで開催されている「TOKYODESIGN WEEK 2016 in NY」(5月14日~17日)で、沖縄・石垣生まれのライフスタイル商品を展示・紹介した。
ニューヨークで開かれる北米最大規模の現代家具見本市「ICFF」の会場内で行われた同展示。「OKINAWA Island Design」をテーマに、沖縄・石垣で生まれた「心地よく暮らすデザイン」と、それを支える「職人の技術」を紹介。メディアやバイヤーを含めた来場者の高い関心を集めている。
ペンギン食堂「石垣島ラー油」の製造販売を行う姉妹店を持つことで知られる同社。石垣島や沖縄を中心に、シンプルで生活に溶け込む美しい日用品、体に優しい食品などを扱うセレクトショップを運営。オーナーの辺銀愛理さんの目立てによる商品ぞろえが評価されてニューヨークでのコンベンション参加となった。
今回の展示では、琉球衣装をベースに着物をブランド化した「CHI MU NO」の商品などが注目を集めているという。同商品は、石垣島で化学肥料や除草剤など使わずに八重山藍「ナンバンコマツナギ(南蛮駒繋)」を育て、収穫、発酵、染料作り、染めまでを行っている島藍農園とコラボレーションして開発したもので、高い関心を集めたという。