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石垣で生涯学習フェスティバル-「結いの心で地域づくり」

まきらっ子キラリン教室が八重山舞踊(鷲ぬ鳥節)を披露した

まきらっ子キラリン教室が八重山舞踊(鷲ぬ鳥節)を披露した

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 第11回石垣市生涯学習フェスティバルが3月3日、「集う・学ぶ・育む~結いの心で地域づくり~」をテーマに市民会館(石垣市浜崎町)中ホールで開催された。主催は石垣市教育委員会。

新栄町公民館は「トールペインティング」を紹介。注目を浴びた

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 9時30分から開会行事が同館ピロティで行われ、玉津博克教育長は「フェスティバルは市民に対し、学習成果の発表の場や学習情報を提供することにより、市民一人一人の生涯学習への意欲を高め、学習活動への参加促進と生涯学習の一層の振興を図りたい」とあいさつ。

 開会セレモニーでは富野小中学校の「あやぱに教室」が地域ぐるみで継承をはじめた「波平棒術」を披露し、八重山の棒術とは違った魅力を紹介した。

 開館とともに舞台発表が行われ、まきらっ子キラリン教室が八重山舞踊(鷲ぬ鳥節)を披露し、拍手を受けた。その後も小学生から老人クラブまで、さまざまな年齢層の12団体205人が、次々と舞台を彩り、ダンス、民謡、演奏などを行った。

 展示の部では、放課後子ども教室や各社会教育団体、生涯学習関係団体、サークルなどが活動した成果が並び、会場を訪れた市民の関心を集めた。新栄町公民館はオランダで生まれた「トールペインティング」を紹介、絵の具を何色も筆に付けて一筆で鮮やかに書き上げた表札が並び来場者の目を引きつけた。指導した西玉得みどりさんは「受講生は10時間ほどかけて表札を完成させた。玄関は華やかに迎える場となるはず。来場者から『私も学びたい』という声が多いので、今後も継続して行いたい」と話した。

 ロビーでは体験教室として、たこ作りやウレタンで「はらぺこあおむし」づくり、放送大学の紹介が行われた。新たな取り組みとして、書道や茶道などの稽古、エクササイズなどの健康増進に関わるスポーツやレク教室などを紹介するスペースも設けた。

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