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石垣でbjリーグ公式戦-「琉球キングス」2勝で地元大喜び

ゴール下の攻防。激しいプレーや華麗なシュートに観客は酔いしれた

ゴール下の攻防。激しいプレーや華麗なシュートに観客は酔いしれた

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 プロバスケットボールbjリーグ「琉球ゴールデンキングス対埼玉ブロンコス」ユーグレナゲームが3月23・24日、石垣市総合体育館で行われた。南(ぱい)ぬ島石垣空港開港記念。石垣島での開催は、日本最南端のプロ公式戦の地となり、ホーム試合として昨年に続く2回目。初日は2540人、2日目は2594人が訪れ、2日連続で観戦したファンも多い。

2日で5000人以上が観戦した

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 結果は初日が89対72、2日目は87対77で2戦ともキングスが制し、西地区1位をキープ、5連勝となった。3月8日にはリーグ一番乗りで5年連続プレーオフ進出が決まっている。

 試合前の選手入場では照明や音響での派手な演出に体育館は巨大なディスコのように様変わり。会場の興奮は早くも最高潮に達した。試合中も攻守により音楽が切り替わり、「GO! GO! KINGS! 」「ディフェンス」と会場一帯となってキングス選手を後押し。見事なプレーや華麗なダンクシュートには両チームに惜しみない拍手と歓声が送られた。MVPとなるユーグレナ賞は、初日はアンソニー・マクヘンリー選手(背番号5)、2日目は小菅直人選手(同9)が獲得した。

 キングスのテレンス・ウッドペリー選手(同30)は、初日試合後に「石垣島の素晴らしい環境でプレーができてうれしい。大きな歓声で力を発揮でき、心から楽しめるプレーができた」。遠山向人ヘッドコーチは「新空港開港を記念する試合で勝利することができ、光栄」と話した。

 2年続けて観戦したという地元の東 久幸さんは「昨年観戦し、とても楽しかったのでキングスのユニホームを着て応援、今年も2日間観戦する。初戦は3ポイントシュートがよく決まって最高のゲームだった」と興奮。那覇市から来島したキングスファンの上岡賢太郎さんは「離島も含めて『琉球ゴールデンキングス』。ホームの試合だが飛行機に乗って応援に来た」と笑う。「石垣にも多くのファンがいて試合を盛り上げてくれてうれしかった。離島開催を続けてほしい」と話した。

 試合前には石垣第二中学校吹奏楽・マーチングバンド部、八重山高校カラーガード部のアトラクション、ハーフタイムには石垣市老人クラブ連合会らが新空港PRソング「おかえり南ぬ島」を踊り、キングスダンサーズと共に試合を盛り上げた。八重山高校バスケットボール部員はモッパーとしてゴール下で控え、選手の動きをつぶさに観察していた。

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