石垣でチャリティーカヌーツアー、参加者ら手付かずの自然に感動も

宮良川でカヌーを楽しむ参加者

宮良川でカヌーを楽しむ参加者

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 石垣・宮良川で5月18・19日、「チャリティーカヌーツアー2013」が行われた。主催は石垣島エコツーリズム協会で、市内でエコツーリズムなどを行う6人が講師を務め、エコステーションみやら川観光(石垣実京代表)がカヌーなどを提供した。今年で3回目。

宮良川河口からカヌーに乗り込む参加者たち

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 参加資格は小学生以上の石垣市民で、約70人が参加。両日とも天候に恵まれ、参加者はカヌーで使用する櫂(かい)、「パドル」の使い方を教わった後、2~3組に1人の講師が付き、親子で1艇のカヌーに乗り込み、早速パドルをこいだ。スタート地点の宮良川河口は波と流れがあり、カヌーが思うように前に進まず苦戦する様子も。

 コースは宮良川河口から宮良川上流に登る往復2時間のコース。チュウサギやトントンミー(トビハゼ)、チョウやトンボなどを観察しながらハドルをこぎ進めると、マングローブの水路があり、幅2メートル、高さ50センチほどの難所を注意深く進んだ。その先には洞窟がありコウモリの姿も見られた。

 参加者は市街地からほど近い場所に、手付かずの自然と野生生物があふれる環境があることに感動した様子だった。

 参加者から1人1,000円以上の寄付を募り、2日間で合わせて5万7,500円の寄付金が集まった。内訳は、18日=28人計32,500円、19日=24人計2万5,000円。集まった寄付金は22日に、その他有志の分も合わせて6万円が石垣市社会福祉協議会に託され、地域福祉に充てられる。

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