石垣に1月6日、居酒屋「口八丁手包丁 江戸っ子」(石垣市美崎町、TEL 0980-83-7809)がオープンした。細田明男さん、将太さん親子、ママの幸江さんら4人で切り盛りする。
店舗面積は20坪。テーブル、カウンター、座敷で30席を用意。場所は旧「おたる八角屋」で、明男さんは客として前店主の斉藤さんと話しているうちに「板前さん付きで店を引き継ぐことになった」という。
当初は経営者として店を管理する予定だったが板前が都合で働けなくなり、「もともと料理好きだったこともあり、好きな食べ物を友人にごちそうするつもりで料理を出そう」と決意。店名も江戸っ子らしく「口八丁手八丁」ならぬ「口八丁手包丁」と語呂よく決めた。
店の特徴については、「チャンプルー料理などの沖縄料理が一つもない店」と笑う。「関東出身の人に懐かしの味を提供したいし、地元の人にも東京下町の味を知ってほしい」。ネタは房総半島や八角屋を通して小樽直送の新鮮な魚介類を多く使う。
明男さんの「おすすめ」は、旬のものを提供する「本日のおすすめ」(568円~798円)、特注の鉄板を使う「もんじゃ焼き」(568円)、石垣の黒毛和牛をじっくりと時間をかけて煮込んだ「すじ煮込み」(568円)、ワインに合う魚介類とトマトを煮込んだ「スパゲティペスカトーレ」(798円)など。
「石垣島は20年前からシュノーケルや釣りなど海遊びが好きで毎年のように訪れてきた場所。縁あって川平出身の幸江さんとも出会いトントン拍子で開店できた。東京で会社の整理などを完全にしてこなかったので、2月5日~21日は店を休み、整理と引っ越しを完全に済ませたい」とも。
営業時間は18時~翌1時。月曜定休。