現代版組踊「オヤケアカハチ~太陽の乱~」の公演に取り組む「子ども演劇ワークショップふるさとづくりリーダー養成講座」が現在、受講生を募集している。
同講座は、子どもたちを主体とした演劇事業を通して、表現力や想像力を開発向上させるとともに、創造性やコミュニケーション能力の向上と地域づくりへの意識を高めることを目的としている。
受講生はウイングキッズリーダーズと呼ばれ、対象は八重山地区在住の小学4年生から高校3年生までの児童生徒。保護者で構成する「やいま浪漫(ろまん)の会」(ワイコフ・ゲアリ会長)が運営を行い、演出家の比屋根秀斗さんが指導する。
小学4年生から同講座を受講している西仲野祐紀さん(八重商工3年)は、「ウイングキッズリーダーズでの活動を通して、責任感や達成感、あいさつやコミュニケーションの大切さなど、多くを学ぶことができた。最上級生のリーダーになって大変なことも多いが、この活動を通じてしか学べない人との関わり方もあるので、ダンスに全く自信がなくても多くの人に入ってきてもらえるとうれしい。たくさんの人と舞台や稽古を楽しんでいきたい」と話す。
高校1年生から同講座を受講している馬場陸人さん(八重商工3年)は、「舞台づくりをするために、ダンスや役作りに取り組むことで、あいさつをしたり自分の意見を言ったりと積極的に動けるようになってきた。新しい自分を見つけ、自分に自信が持てるようになると思うので、一人でも多くの人に入ってほしい」と話した。
受講料は年間1万9,000円、やいま浪漫の会の会費は年間1,000円。問い合わせは、やいま浪漫の会事務局(TEL 080-6491-4504)まで。4月17日13時から、石垣青少年の家(石垣市新川)の大研修室で開講式が行われる。