石垣の大濱信泉記念館で8月26日、「第1回石垣市長杯将棋大会」が開催され、石垣市民のほか離島や県内外からの参加者計53人が出場した。主催は日本将棋連盟八重山支部。
初開催となる同大会では対戦クラスを初心者~有段者向けの棋力別(自己申告制)5クラスに分けて実施。S・Aクラスには有段者が14人、一般向けのB・Cクラスには27人、初心者向けのDクラスには12人が出場した。同大会で日本将棋連盟八重山支部より出場者3人が段位認定を受け、7人が昇級。そのほか、入賞者には1位に石垣牛、2位に石垣島産ひとめぼれ、3位に塩ドーナツといった地元特産品が贈呈された。
大会には中山義隆石垣市長も出場し、「藤井聡太七段の影響で将棋ブームになっている。初の市長杯ということで将棋の裾野が広がり、石垣島のレベルも上がっていくことによって全国で活躍する方が増えれば」と話した。
入賞者は、Sクラス(3段以上向け)優勝=石垣長武さん、準優勝=金銅秀友さん、3位=上地亮/Aクラス(初段~二段向け)優勝=鴨澤亜覧さん、準優勝=服部洋祐さん、3位=登野城雅治さん/Bクラス(一級以下)優勝=新城拓勇さん、準優勝=金子裕一さん、3位=長浜陸さん/Cクラス(五級以下)優勝=西表智さん、準優勝=鴨澤眞夫さん、3位=漢那政弘さん/Dクラス(九級以下)優勝=新里疾風さん、準優勝=小池奏輝さん、3位=小池正竜さん。