地球のことを考えるイベント「南の島のプラネタリー」が11月19日~22日、石垣島と西表島で開催される。
各所で映画「プラネタリー」の上映会やシンポジウムなどを展開する同イベント。映画の上映は、20日13時より古民家の宿ちゅら赤瓦(石垣市石垣)、18時30分よりカフェ・タニファ(大川)、21日13時と18時30分より西表島のシェアハウスPlanetary(竹富町南風見)で行われる。映画本編上映後は対話会が行われる。参加費は1,000円で事前予約が必要。
19日にはチェンジ・ザ・ドリームシンポジウムを開催。「私たちは地球『上』に生きているのではありません。私たち自身が地球なのです」をテーマに、科学データやインタビュー、映像を見ながら、参加者同士が感じたことを対話する参加型プログラム。しらほサンゴ村(白保)で13時より4時間。参加無料。
22日には「全生命の集い」として、「つながりを取り戻す」をテーマに参加型ワークショップを行う。約90%が熱帯雨林である西表島の自然をフィールドに、ファシリテーターとともに、「私と自然との境界線をなくし、共感し、つながりを取り戻す」過程を体験するという。島宿AmaYurA 天響(竹富町南風見)で13時より4時間。参加費は1,000円。事前予約が必要。
対話会・シンポジウムのファシリテーターはいずれもセブン・ジェネレーションズの塚田廉盛さんが担当する。
実行委員会の俵山美絵さんは「国家という枠組みによる競争やいざこざよりも、もっと広く地球全体を見渡したとき、今地球上に住む私たちには何が必要か、という問いを、自然豊かな八重山で人々と共に考えたいと思い、このイベントを企画した。ワークショップと映画上映によって、じっくりと地球の事を感じ、繋がり、それぞれの思いを共有する場を提供したい」と話す。