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石垣島で「たんじゅん農(炭素循環農法)」の講演会

石垣島で「たんじゅん農(炭素循環農法)」の講演会

石垣島で「たんじゅん農(炭素循環農法)」の講演会

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 「たんじゅん全国ネット世話人」の島袋悟さんが、1月29日「たんじゅん農に触れる1日」を行う。主催はたんじゅん農沖縄NETと石垣市北部農村集落活性化協議会。 

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 たんじゅん農(炭素循環農法)とは、農薬も肥料も使わずに病気や虫もつかないような、炭素と微生物に着目した土作りをして作物を育てる、ブラジルで生まれた農法。
 島袋さんは沖縄県八重瀬町で、無農薬栽培を研究する中でたんじゅん農と出会い7年。3,000坪の畑を無肥料無農薬で、安全で美味しい農産物の安定供給を目指している。

 実行委員の花谷まゆさん(36)は、「これまで考えられてきた農業というものの概念を根底から覆すのがたんじゅん農。作物は人が作ろうとするから大変な作業になる。自然をお手本にして真似をすることで、エグ味のない美味しい作物ができる。土壌中の微生物を増やして、作物の根っこが生き生きとする、そういう畑づくりをしている人が増えてきている。たんじゅん農は、ただの農法ではなく生き方そのもの。農も暮らしも楽に楽しくたんじゅんにしていく方法をみんなで考えていきたいと企画した」と話す。

 午前の部は畑めぐりで、たんじゅん農を実践している花谷農園(ゴーヤ・ズッキーニ)とひろゆき畑(島らっきょう・葉野菜)を見学し、城さんに解説してもらう。集合場所はバンナ公園北口広場。1月29日8時~11時、参加費500円。
 午後の部は講演会で、13時~15時20分が城雄二さん「たんじゅん農について」、15時30分~16時50分は総合沿岸資源管理コンサルタントの田村陽子さん「海と農業をつなげ持続的な地域をつくるには」を行う。大濱信泉記念館多目的ホールで参加費は1,000円。

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