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大川公民館で第11回八重山将棋まつり 上級有段者向けクラスを新設

第11回八重山将棋まつり

第11回八重山将棋まつり

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 石垣市大川公民館で11月24日、「第11回八重山将棋まつり」が開催された。主催は日本将棋連盟八重山支部。

対戦の様子(シニアの部)

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 対戦クラスを小学生の部・女流の部・シニアの部(60歳以上)・一般大会(3クラス)に分けて実施。一般大会では、例年通りAクラス(有段者向け)・Bクラス(級位者向け)に加え、より高い棋力を競うため今大会からSクラス(三段以上、無差別)も新設した。小学生の部に13人、女流の部に5人、シニアの部に7人、一般大会のSクラスに大人4人と学生1人の計5人、Aクラスに大人4人と学生1人の計5人、Bクラスに大人5人と学生3人の計8人が参加。このほか小学校低学年も楽しめる「どうぶつしょうぎ大会」や、ゲストに招いたプロ棋士の高田尚平七段の指導を受けながらの対局などのイベントも行われた。高田七段が現役を引退し同大会参加も最後となるため、同支部から長年の八重山での功績をたたえて記念品として伝統工芸品ミンサー織の贈呈もあった。

 同大会関係者は「各種イベントと重なり例年よりも参加者数は減少したが、沖縄本島から7人、最高齢88歳から最年少5歳までなど幅広い層の方が参加してくれた。多くの部門で沖縄本島勢が優勝を持って行ったが、来年は地元の奮闘も期待したい。今後も石垣島での将棋大会を充実させ、多くん人に楽しんでもらえるイベントにしていく」とコメントした。

 小学生の部優勝者の喜納正直君は「昨年は準優勝だったので、リベンジできてうれしい。目標としていた全勝も達成できた」と笑顔を見せ、「次は沖縄県小学生名人を目指したい」と意気込んだ。

 入賞者は以下の通り。小学生の部・優勝=喜納正直さん、準優勝=髙松俊巴さん、3位=西表 玖さん。女流の部・優勝=與那美貴さん、準優勝=上平桃香さん、3位=饒辺晴香さん。シニアの部・優勝=飯島敏久さん、準優勝=登野城雅治さん、3位=与那原正弘さん。一般大会はSクラス・優勝=亀井匠磨さん、準優勝=金城太志さん。Aクラス・優勝=白井孝佳さん、準優勝=長浜陸さん、3位=上地亮さん。Bクラス・優勝=木伏森蔵さん、準優勝=亀井謙一郎さん、3位=西表智さん。

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