八重山病院で12月14日夕方、新型コロナウイルスに奮闘する医療従事者に向けた平真小学校マーチングバンド部による演奏・演舞が行われた。
4年ぶりの全国大会出場が決まった昨年、マーチングバンド部は派遣費用のカンパを募るため八重山病院駐車場を借りて演奏を行った。今回の演奏について部長の東友優さんは「昨年は無事全国大会を勝ち取り、たくさんの人に応援してもらった。コロナ対応に奮闘する医療従事者の方々へ昨年の恩返しをしたい。今年も全国大会はあるが、ビデオでの参加。みんなで心を一つに頑張る」と思いを語った。顧問の小浜まゆみさんは「日頃頑張っている皆さんに音楽のプレゼントをしようと思った。今年度も子どもたちは2年連続で全国大会の推薦をもらった。今年度は沖縄、八重山の音楽がテーマとなっている。喜んでもらえていたらうれしい」と話した。
当日の演奏では「てぃんさぐぬ花」や「ファムレウタ(子守唄)」、「だんじゅかりゆし」など6曲を混成アレンジして仕上げた3曲が披露された。当日の演奏場所は駐車場を予定していたが、雨天のため正面入り口で行われた。