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石垣に島素材使った「ジュースバー」-生フルーツのノンアルカクテルも

絞り立ての島野菜や果実のジュースはひときわフレッシュ

絞り立ての島野菜や果実のジュースはひときわフレッシュ

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 石垣島の繁華街・美崎町に5月10日、「JUICE BAR NOBU(ジュース・バー・ノブ)」(TEL 0980-83-3494)がグランドオープンした。店舗面積は24坪、席数はカウンター9席、ソファ8席。

店内はスタイリッシュで落ち着ける空間が広がる

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 岡元信之さんと妻の桂子さんが経営。バーテンダーの信之さんに加え、満留隆一さんがジュースバーテンダーとしてジュースを提供する。

 信之さんは北海道出身。18歳で上京し、東京でテレビディレクター、広告デザイン、CFのプロダクションマネジャーを経て、バーテンダーに転身。都内のバーで修業を積み独立するも、知人から沖縄の離島の良さを聞きつけ、2005年にはそれまで訪れたことのなかった石垣に移住。クラブメッドで日本人初のバーマネジャーを務めた後、2007年にBAR NOBU(バー・ノブ)を開業した。

 「安心安全な島の食材を使った、体に利くおいしいジュースを提供したい」という思いから、同店舗内にジュースバーをオープン。テーマは「健・美・力」で、「石垣島を照らす太陽、海、風、大地の恵みなど、島のエネルギーを丸ごと搾った島ジュース」を提供する。野菜や果物、スパイスはほぼ島産の厳選素材を使用し、砂糖の代わりにサトウキビを用いる徹底ぶり。メニュー表の他に各ジュースの特徴が詳しく記載されたメニューカードもあり、「今日はちょっと肌にいいものを」などその日の気分でお客さんにメニューを選んでもらえるよう工夫した。

 一押しメニューはハンダマやモロヘイヤなど旬の葉野菜とフルーツを使った「島野菜のグリーンスムージー」(500円)で、美容効果の高いビタミン類やミネラル、食物繊維やアミノ酸を豊富に含む。「石垣島ジャージーミルク黒糖ラテスムージー」「石垣島ジャージーミルクバニラスムージー」(以上600円)、「島マンゴーとキビジュース」(1,200円)、「島パインとキビジュース」(800円)、「島ジュースミックス」(1,000円)のほか、「島ミントのヴァージンモヒート」(650円)や「バッションフルーツソーダ」「島のフレッシュトマトジュース」(以上700円)などのノンアルコールカクテルもあり、幅広い客層を見込む。

 これまでも「マンゴーってこんなにフレッシュでおいしいんですね」と言われることや、太陽をさんさんと浴びて育った島のミントの味に驚かれることも。桂子さんも「意外に小さなお子さんがグリーンスムージーが好きだったりして、お母さんがびっくりされたりするんですよ」と既に反響があることを喜ぶ。信之さんは「島外の人には島の食材が本当においしいということを知ってほしいし、島の人にもそれをあらためて認識してもらえると思う。こうして島の素材をおいしく提供することが島の魅力を伝えることにつながるのでは」と話す。「石垣島でしか味わうことができないジュースとして価値を高めたい」とも。

 営業時間は12時~20時(バータイムは20時~翌3時)。火曜定休。ジュースはテークアウトもできる。

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