石垣に7月14日、「小鉢＆タパス　Paradise Kitchen」（石垣市登野城、TEL 070-5278-8607）が開店した。場所はサザンゲートブリッジ近くの国道沿い。

場所はサザンゲートブリッジ近くの国道バイパス沿い

　店長は大兼久（おおがねく）伸さん。飲食店で30年の経験があり、直近では沖縄本島で5年間ワインバーに勤務し、その前は石垣で4年間働いていた。

　店舗面積は14坪。個人客を想定したカウンター12席を中心に、テーブル席、デッキも含めた全25席を用意。デッキはペット同伴可で、海を眺めることができる。

　内装はアメリカ南部の猟師小屋をイメージし、木材をアンティーク風に加工するなど工夫し、ほとんど自作したという。冷蔵庫が大き過ぎて入らず「せっかく作った工作物を壊して入れた」と苦笑いする。

　料理はスペインの小皿料理（タパス）をイメージした飾らない家庭料理がメーン。大兼久さんの「おすすめ」は「島瓜そぼろあんかけ」（400円）、石垣牛のうま味をシンプルに引き出した「石垣牛のにぎり」（1貫300円）、独特の塩だれを絡める「エビの塩炒め」（500円）など。隣接する金城さしみ店からクロダイやアカマチを仕入れ、「カルパッチョ」（500円）なども提供する。ドリンクはアルコール類を各種そろえる。

　「女性が1人でも気兼ねなく入れる店。道すがら駄菓子屋に寄る感覚でふらっと寄ってもらえれば。小皿なので手軽な値段で楽しめるはず」と大兼久さん。

　営業時間は17時～24時（ラストオーダー）。月曜定休。