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石垣島・西海区水産研究所が一般公開 さまざまな海の生物展示

タッチプールで海の生物に触れる子どもたち

タッチプールで海の生物に触れる子どもたち

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 石垣島にある水産総合研究センター西海区(せいかいく)水産研究所亜熱帯研究センター(石垣市桴海大田)は10月3日、施設の一般公開を行った。

当日はさまざまな展示が行われた

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 亜熱帯・熱帯特有の水産資源に対応した水産に関する調査研究を行っている同センター。漁業資源を利用するための生態と資源、および亜熱帯海域に生息する付加価値の高い魚類を中心とした増養殖の評価・研究・調査を行っている。一般公開は、そうした日頃の研究活動と成果を知ってもらうことを目的に毎年行っているもの。

 内容は、サンゴ幼生収集網&サンゴの幼体展示、ハタ(ミーバイ)多種類展示、講演会「サンゴ礁に暮らすハタ。七つの秘密」「八重山に住むウミガメの暮らしを覗(のぞ)いてみよう」、海のお魚水槽、タッチプール(ヒトデ・ウミガメなど)、危険生物展示、プランクトン観察など。クイズラリーも行われ、来館者が楽しむ様子が見られた。

 同施設の照屋センター長は「恒例の企画で15回目となった。毎回楽しみにして来館してくれるファンも多い。研究テーマや成果などに触れてもらい、熱帯・亜熱帯域の水産資源の大切さ、それを支えているサンゴ礁の大切さを理解してもらえれば」と期待を寄せる。

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