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石垣島の水平線に現れる南十字星 今季初の観測に成功

石垣島で観測された南十字星=20日午前6時28分撮影(提供:石垣島天文台)

石垣島で観測された南十字星=20日午前6時28分撮影(提供:石垣島天文台)

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 石垣島天文台が12月20日早朝、日本では八重山諸島などのごく一部で見ることができる南十字星を今季初めて観測した。冬場に最も早く撮影された2012年12月20日に並ぶ記録となる。

石垣島天文台(国立天文台)

 12月は曇り日が多く撮影が難しいなか、カメラに収めることに成功したのは石垣島天文台特任研究員の堀内貴史さん。同日の明け方の空は快晴で午前6時28分にシャッターを切った。「40分ほど前からスタンバイしていたが、しばらくは位置の特定に苦労した。この時期は1時間ほどしか見れないので撮影できた時は嬉しかった」と堀内さん。同施設責任者の花山秀和さんは「最近はスマートフォンのアプリを使って簡単に見つけることができる。双眼鏡を手に南の水平線が見えるポイントで探してみてほしい」と話した。

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 南十字星は二つの1等星と2等星、3等星それぞれ一つずつを十字型につなげた「みなみじゅうじ座」という星座で、英語では「サザンクロス」と呼ばれる。南方にあるため石垣島でも観測できるのは水平線近く。今後は見える時間が少しずつ早まり、観測時間も長くなるという。1月1日は6時30分頃に南中する。