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石垣島やきもの祭り、2000人以上でにぎわい 「酒器」テーマに泡盛量り売りも

「第10回石垣島やきもの祭り」の様子

「第10回石垣島やきもの祭り」の様子

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 石垣市民会館(石垣市浜崎町1)大ホールで「第10回石垣島やきもの祭り」が11月30日~12月1日の2日間にわたり開催され、2,380名の来場者でにぎわった。

会場入り口に設けられた八重泉酒造の量り売りコーナー

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 八重山の窯元が合同で展示即売する同イベント。今年は石垣島から16工房、西表島から1工房が出店した。今年のテーマは「酒器」。古酒熟成に向いたかめや抱瓶(だちびん)のほか、各工房オリジナルの個性豊かな食器やインテリアなども並んだ。実行委員長を務めた「石垣焼窯元」の工藤進也さんは「今年で10回目を迎えることができた。20回、30回とつなげていきたい。日本各地からの来場も楽しみにしている」と話す。市企画部商工振興課の平良守弘課長は「内地からのリピーターもおり、徐々に浸透していると感じる。10回継続の結果が出てきた」とコメントした。

 今回は八重泉酒造とのコラボ企画として、各工房で購入したとっくりやつぼに同社が製造した泡盛の「黒真珠」や「八重泉古酒」を入れて持ち帰ることができる量り売りも実施。同社営業担当の平良勝幸さんは「一昔前は酒瓶を持って泡盛を買いに行っていた。自前の容器に入れた酒には愛着も湧く。懐かしい泡盛の買い方を楽しんでもらえたのでは」と話す。このほか、数種類の作品をセットで売り出す毎年人気の「ちゃんぷるーボックス」の販売や、電動ろくろを使って器作りやシーサー作りが体験できるイベントも行われた。

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