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フランス修行のパティシエ、石垣島へ戻りパン店を開業
パン店「Le Cuip(ル・キュイップ)」(石垣市新栄町、TEL 0980‐83‐2050)が3月30日、新川小学校前にオープンした。
店舗面積は約20坪。赤茶色のレンガ風タイルや木製の棚の装飾で落ち着いた雰囲気。改装はパティシエ兼パン職人の上間雄二さん自ら手がけた。上間さんはフランスで2年ほど修行を積み、石垣島へ戻った。「今までやってきたことを、そのまま石垣島でやるのは難しい。それでも挑戦しよう、やりたいことをやろうと思った」と出店理由を話す。
店名はフランス語をメーンにした造語で、「焼く」という意味の「cuire(キュイール)」に「菓子職人」を意味する「patissier(パティシエ)」のPを語尾に付けた。上間さんは「どんなにいいパンやお菓子を作っても火入れを失敗してしまうと駄目になる。『焼く』ということはとても大事なこと。それに自分は元々パティシエでお菓子も作るので、名前に入れたかった」と説明、「フランスではパン屋にお菓子が置いてあって、お菓子屋にパンが置いてある。そういった意味でトータルなお店にしたい」と話す。
パンはハード系、ソフト系を合わせた36種類。上間さんの「おすすめ」は、スイス産のグリエールチーズをふんだんに使った「パン・オ・フロマージュ」(300円)と、金時・うぐいす・大納言・白いんげんの4種類の豆を甘く煮てパンに包んだ「キャトル・アリコ」(200円)。ノルマンディー地方の伝統パン「パン・ブリエ」(380円)やカリファルニア産のくるみが詰まった「パン・オ・ノア」(200円)なども好評だという。そのほか、「クリームパン」や「あんぱん」(どちらも160円)などの菓子パンも用意。「カスタードクリームやカレー、チキンハムなどすべて手作り」(同)。
「ハード系のパンが多い。食べなれない方もいるので試食を出しているが、あるお客さんに石垣島でハード系のパンが食べられてうれしいと言っていただけた」と笑顔を見せる上間さん。「パンは毎日食べるもので、毎日買いに来られる方もいらっしゃる。飽きないように新作を作っていきたいし、お菓子も作りたい」と意気込みも。
営業時間は10時〜19時30分(開店時間は変更あり、品切れ次第閉店)。月曜・火曜定休。
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